現場。
らーめん店の厨房での作業は夏になると現場作業に近いものがあります。
もともと僕は建設系の現場出身だからそう感じるのかもしれませんが。
豚骨スープは強火でガンガン煮込みます。
そして寸胴の下が焦げ付かないのと、
スープがしっかり乳化するようにと何度もかき混ぜるのです。
これが夏になると熱さもあり結構な重労働になります。
しかし、いいスープを作るには省略できない作業なのです。
東京でお世話になっているとき、
「もっと愛情込めて。混ぜれば混ぜるほど美味しくなるんだ。」
と、おやっさんに言われたのを思い出します。
当時は「そんなあほな」
と思ってたものですが、やってみれば理解でき、
思い入れが強ければ一生懸命になれるのです。
やってることは簡単で単純作業かもしれませんが、
それを丁寧に、真面目に繰り返すことが大切なのですね。
単純な事こそ真剣にする。
それが技術です。
トラックバック ·
よほど完成された作業や工程でない限り、真剣に入魂で単純作業を繰り返しているうちに、新たな発見やアイデアがどんどん生まれてくるものです。腕組みして指示するだけの店主では、新しいものを考えようとしても、生まれるものではありませんよねぇ~ 私の仕事のやり方にもズキュンと来る問いかけです。反省!
真剣にする。僕も見習いたいです。
秋の駅伝に向けて体づくりします(笑)
taiyoさん。
こつこつと地道にやってる事から
全てが生まれてるような気がします。
単純、簡単なことを軽く見ると、
全てを否定することになるんですね。
osamuさん。
実は僕は、かなり体が軽くなってきてます。